こんにちは、@チョモランマ加藤です。
いきなりですが僕はみんなに言いたいことがあります。
なんでそんなに発音完璧主義なの?
いやマジで日本人って英語の発音に厳しすぎませんか?
そんなに気にしてばっかいるからいつまでも喋れないんですよ。
発音は確かに重要です。
僕もネイティブから "85%はアメリカ英語だ" と褒められたこともありますが、それでも完璧なネイティブの発音ではありません。
発音はある程度できれば完璧である必要はないのです。
むしろ最初は発音を気にせずに、スピーキングやリスニングスキルを高めるべきです。
なので今回は、発音が完璧ではなくてもいい理由と、それでも発音が重要な理由を述べていきたいと思います。
英語の発音が完璧ではなくてもいい理由
まずは英語の発音が完璧でなくてもいい理由からです。
日本人だけが訛っている訳でははない
多くの人は日本人だけがかなり訛っていると思っていますが、それは間違いです。
英語のノンネイティブはみんな99%訛っています。
中国人やアラビア系はかなり訛っている人も多いですし、南米系や英語が話せる人が多いヨーロッパの人だってみんな訛っています。
それでも彼らは気にせずに自信を持って話しています。
なぜかというと、最も大事なのは相手とコミュニケーションを取ることと知っているからです。
多少訛っていたとしても、相手は理解できます。
僕は昔ネイティブに "日本人は発音を気にしすぎだ。そんなに気にするべきではない" と言われたことがあります。
訛っているということは、自分がどこから来たのかを表しているようなものです。
日本語訛りがあったって別に構わないのです。
むしろネイティブでさえ訛ってる
ノンネイティブが訛っているのは当たり前ですが、ネイティブでさえ訛っているのです。
アメリカ人とイギリス人で全く違いますし、同じアメリカ人でもカリフォルニア、ニューヨーク、テキサスなどで違う訛りが存在します。
同じカリフォルニアでも白人と黒人、アジア人では発音が違います。
これらはまるで、関東と関西、東北で違った訛りがあるのと同じようなものなのです。
こんだけ発音が違うので、何を言ったか聞き返すなんてのはよくあります。
なので、あなたが日本語訛りを持ってようが恥じることなんてないのです。
完璧にするのは時間がかかるし超難しい
大人になってからでも発音を上達させるのはそんなに難しくはないですが、大人になってから完璧にするのはめちゃくちゃ難しいです。
65歳からプロ野球選手になることくらい難しいです。
なんでかと言うと、大人になってしまうと口の筋肉や舌が日本語に慣れてしまっているからです。
あなたが7歳ならまだ完全にネイティブの発音になれるかもしれませんが、18歳とかならかなり難しいです。
しかし、18歳でも20歳でも30歳でも発音を上達させることは必ずできます。
実際に僕は18歳から英語を話せるようになったのですが、85%はアメリカ英語とネイティブに言われました。
ちなみに僕が実際に出会った、在米25年のアメリカ大学院を出た日本人でも日本語訛りですし、在米30年のアメリカ夫を持つチリ人もスペイン語訛りで話していました。
なので発音を完璧にするくらいなら、スピーキングスキルをもっとあげるべきです。
完璧ではなくても発音は重要である理由
散々発音は完璧ではなくていいと言いましたが、それでもある程度発音はできた方が良いです。
なので発音が重要である理由も述べていきたいと思います。
相手にきちんと伝わる
発音が良いとやはり相手にしっかりと伝わります。
それによって、話しているときに伝わらなかったり理解できないというストレスが減ってきます。
それに、めちゃくちゃな発音で話していたら絶対に伝わりません。
例えば、"Orange" を "オランゲ" って言ってたら200%伝わりません。
日本語で 例えると、"寿司" を "さーシーーー" て言っているようなものです。
もしめちゃくちゃな発音で話していたら、聞く方も疲れてしまいます。
話す方も全然伝わらなくて嫌になってしまいます。
なので最低限の発音は必要なのです。
ビジネスなどの場面でいい印象を持たれる
やはり発音が良いと聞く方も楽になるため良い印象を持たれます。
反対に発音があまりにも悪いと、一部の場面ではあまり良い印象を持たれないこともあります。
例えば、大学の教授です。
僕は昔ネイティブから
"俺の大学時代の教授の一人がギリシャ人で、めちゃくちゃ発音が悪くて何言ってるのか全くわからなかったんだよ。人に教えるならもう少し発音をよくして欲しかった。金払ってるのに損した気分だ。"
と言われたことがあります。
日常会話ならまだしも、このようにお金が動く場面だとやはり発音は重要になってきます。
なので完璧にする必要はありませんが、他の人が理解できるくらいには上達させるべきでしょう。
まとめ:発音は完璧でなくてもいいがある程度は大事
発音はネイティブ並みにする必要はありません。
というかそこまでするのはめちゃくちゃ難しいですし、正直時間の無駄です。
発音を完璧にするくらいならスピーキング力を完璧にした方いいです。
日本語訛りだったとしても気にする必要は一切ありません。
誰しも訛りはありますし、それでも自信を持って話しています。
しかし僕は、ある程度発音を上達させることは必要だと思います。
その理由として、やはり発音がめちゃくちゃ悪いと相手に伝わらないからです。
ちなみに僕が発音を上達させた方法を書いたので、よかったら読んでみてください。